今週気づいたこと

見て読んで知ったことをれづれなるままに

品質不正の温床、トクサイってどの製造メーカでもあるんだね

こんばんわ、太っちょ太っちょです。

 神戸製鋼所が品質不正で問題になった際に、ぽつんぽつんとニュースに上がっていたキーワード:トクサイ(特別採用:特採)
 製造業で働いたことがある人なら聞いたことがあるキーワードだけど、結局これって品質不正の温床の1つだけど、メディアが 他社について追及しなかったから悪しき慣習から脱却する機会を失っちゃったね。

 マスメディアまでも製造業においての日本メーカの神話を守るために忖度してるようじゃ、時間がたったらまた同じ問題が 起こるんだろうなーって、下のニュースを読みながら思った。

東レもはまった「特採」のワナ データ改ざん底なし  :日本経済新聞

 日本の製造業が「データ改ざん」の底なし沼にはまっている。神戸製鋼所、三菱マテリアルの子会社3社に続き、28日には東レが子会社で不正があったと発表した。素材や部品などの製造各社は「当社は大丈夫だろうか

 本来なら内々で済ませてきた問題であることがうかがえる。「特別採用という慣習も(データ改ざんの)動機になった」――。

 特別採用とは不適格製品の取り扱いの手法だ。国内の素材・部品業界では一般的な商慣行で「特採(トクサイ)」と略される。
 品質マネジメント規格のISO9001にも、この概念に関連する規定がある。顧客が要求した品質ではないが不良品とまではいえない。納期や数量を勘案すれば、誤差の範囲として取り扱ったほうが得策だ。最終製品の品質に影響を与えないことを前提に、顧客に許可をもらい出荷する。

 ただ、トクサイはあくまで応急措置との位置づけで、できるだけ早く正規の品質基準に合わせるのが本来のルールだ。

不良品が出ないって前提で最小の個数・在庫しか持っていない、納期遅延を起こせないからトクサイを使ったのが理由なんだろうけど、メディアはそこに切り込まないよね

下の方でなんでトクサイがまかり通ってきたかって書いてあるけど、この理由じゃないよ。単純にトクサイ品って顧客に言っていない良品として出してるから

 こうした安易な自己判断がまかり通る背景には「文句のつけようがない品質の製品をつくっている」とのおごりと、それを黙認してきた取引先の仲間意識がある。


 不良品が出ることが前提、在庫もある程度持つことが当たり前って考え方にならないといつまでもトクサイの悪用が続く。
 在庫を持たないっていう運用ルールを改めないと"改善"されないのに、その機会を失っちゃったね。

ところでなんでメディアに品質不正って騒がれたのかな?

会社辞めた人がリークしたんだろうね。企業に対する忠誠心なんてないからやめたら不正告発するんじゃない?

欧米企業は不良は出るもの、在庫は適当な水準で持つっていう当たり前の運用をしているけど、日本はそんなことをやっていない。 なんで海外メーカーがこの問題に突っ込んでこなかったかが不思議だな。日本企業を叩いてシェアを奪いいいチャンスだったのに。

それとも、日本企業出身の人があまりに少なすぎてトクサイっていう日本独自の文化を知らなかったのかな。それが理由なら 日本の製造業の人材ってほぼ価値が無いって思われて採用されていないって意味だから悲しいね